「あけび」は大正10年10月、花田比露思によって創刊された。正岡子規を敬慕し止まなかった比露思はその歌風をうけ、万葉の精神を尊び、まごころの歌を歌い上げることを基本としてきた。
戦中、戦後の若干の休刊の期間の後、昭和27年に復刊してからは、林光雄が編集の責任に当たり、昭和42年7月花田比露思の没後は、主幹として30年余に亘って、その育成に努めて来た。
平成9年8月林光雄の没後は大津留温がそのあとを継ぎ平成31年4月の逝去までその責任にあたった。
「あけび」の今日あるは、花田、林、大津留の3師のお陰である。

          

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